突然訪問してきたリフォーム会社の営業に屋根の劣化を指摘されたけど信用して良いの?もしかしたら、詐欺なんじゃない?と不安に感じて「屋根修理の詐欺」について調べていませんか?
屋根修理の詐欺の入り口は、突然リフォーム会社が訪問してくることです。
「瓦がズレてますよ」「無料で点検しましょうか?」「火災保険で無料で直せますよ」と、リフォーム会社が突然訪問してきて「点検」を促された場合は、悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。
そこで、この記事では屋根修理で詐欺の手口や注意点について解説します。屋根修理の詐欺の種類や手口、詐欺に遭わない対処方法まで具体的に解説します。
もし、訪問販売に屋根の工事を提案されている方は、この記事を最後までお読みいただき、業者選びの参考にして頂ければと思います。
目次
1.屋根修理の詐欺の種類
屋根修理の詐欺の種類は大きく分類して、屋根の劣化を指摘して屋根工事の提案を持ちかける「屋根工事型」と火災保険を利用して低価格で屋根工事を行う「火災保険型」の2つのタイプがあります。
「屋根工事型」の雨漏り修理は主にリフォーム工事の訪問販売業者によるものが一般的です。一方で、火災保険型は保険の代行業者が一般的です。
このように屋根修理の詐欺は種類があり、特徴があるのでしっかりと特徴を抑えておきましょう
1-1.火災保険の詐欺
火災保険型の屋根修理詐欺とは、自然災害による建物の破損など保証してくれる火災保険を利用した詐欺です。
台風や積雪などで破損した屋根を、火災保険を申請して修理することがごく一般的に行われています。しかし、火災保険を申請するため、自作自演で屋根を壊したり、手を加えるなど強引に火災保険を申請することが火災保険の詐欺にあたります。
保険詐欺で裁判になった事例もあるので、突然訪問してきた業者に「火災保険で安く修理できますよ?」と提案をされても鵜呑みにせず、信頼できる屋根業者に再度現地調査を依頼した方が安全です。
1-2.屋根工事の詐欺
屋根工事の詐欺とは「瓦がずれていますよ」「点検しましょうか?」と屋根の劣化を指摘して屋根リフォームを提案するのが一般的です。
屋根の劣化や不具合を親切に教えてくれる、心優しい業者のように感じてしまいますが、虚偽の点検報告をされ高額な工事契約を結ばされるケースも多く、屋根修理の詐欺の典型的な手口のとして一般的なものとして定着しました。
このように突然、訪問してきて「瓦がずれていますよ!」「このままじゃ雨漏りしますよ!」と屋根の劣化を指摘された場合は、鵜呑みにせずに他の業者に再度現地調査を依頼すると安全です。
2.屋根修理の詐欺の手口
屋根修理の詐欺の手口で共通している点は「訪問」してくることです。雨漏り修理の詐欺には「火災保険型」と「屋根工事型」の二つの種類があるとお伝えしましたが、どちらも突然自宅に訪問してきて、屋根の劣化を指摘するのが特徴です。
それでは、具体的に屋根修理の詐欺に引っかからないために、具体的な詐欺の手口について理解を深めましょう。
2-1.近所をリフォームするので挨拶にきた
「今度、近所をリフォームするので挨拶に来ました」とリフォーム工事の近隣挨拶を装い、訪問し、屋根の劣化を指摘するパターンです。
一般的なリフォーム工事でも近隣挨拶は行いますが、屋根の劣化などを指摘することは一般的にありません。そのため、リフォーム工事を装い、屋根の劣化を指摘された場合は、屋根修理の訪問販売である可能性について理解をしておきましょう。
2-2.屋根が劣化しているのが見えた
「瓦がズレているのを見かけました」「無料で点検しましょうか?」と突然、自宅に押しかけてくる手口です。
屋根に上がって点検を行うのが一般的な手口ですが、「このままでは雨漏りがします!」「今すぐ、修理をした方が良いです」と高額な工事を提案されるのが典型的なパターンです。
点検の際に自作自演で屋根を壊されてしまったなど、悪質な業者も存在するので、突然訪問してきた業者に屋根の劣化を指摘されても、絶対に屋根に上らせずに他の業者に現地調査を依頼するようにしましょう。
2-3.定期点検・無料点検
「〇〇社の釘に不具合が発生して、無料で点検を行なっています」と突然、訪問してきて屋根の点検を行います。
屋根の点検について事前に確認が無い場合はリフォームの訪問販売業者である可能性が高いために注意が必要です。
不具合が発生している製品のメーカーとも全く関係無いので、このように事前に連絡がなく、点検を持ちかけれた場合は訪問販売業者である可能性が高いので注意が必要です。
3.屋根修理の詐欺の対処方法
訪問業者に屋根の劣化を指摘されても鵜呑みにせずに、他の優良業者に再度現地調査を依頼することがもっとも有効な対処方法です。
しかし、相手も訪問販売のプロのため「契約後に初めて気がついた」「屋根工事の契約を結ぼうか迷っている」という施主様も少なくありません、
ここからは屋根修理の詐欺の対処方法を状況別に解説します。
3-1.屋根に上らせない
「瓦がズレていますよ」「無料で点検しますよ」と提案されても屋根に上らせないのが大前提です。
屋根の点検は高所作業で施主様は確認することができません。そのため、業者の点検報告の妥当性を確認することができずに信用するしか無いので、屋根の点検は信頼できる業者に依頼することが重要です。
3-2.点検報告を鵜呑みにしない
「瓦が割れています」「このままじゃ雨漏りします」と屋根の不具合や劣化を指摘されますが、鵜呑みにしない方が安全です。
写真で不具合の報告を行う業者も多いですが、使いまわしている事例もあり鵜呑みにしない方が安全です。
3-3.クーリングオフを検討する
訪問の約束も依頼もしていないのに突然自宅に来た屋根修理の訪問販売業者と結んだ契約は、クーリングオフの対象になります。
クーリングオフは違約金や解約金を払うことなく契約を解除できる制度です。
前金を支払っていても無利息で全額返金になりますし、工事が始まっていても、その期間にかかった費用への支払い義務はありません。
屋根工事の契約を結んでしまった場合は、クーリングオフを申請するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?屋根修理の詐欺についてご理解いただけたかと思います。屋根の修理の詐欺は突然訪問してくるという特徴があります。
そのため、業者の話は鵜呑みせずに他の業者で再度現地調査を行うようにしましょう。
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