「雨漏り修理り修理の見積もり」を依頼したいけど、どこに見積もりを依頼すれば良いのか分からない。そう疑問に感じて雨漏り修理の見積もりの取り方について調べていませんか?
雨漏り修理は見積もりを依頼する修理業者によって修理方法や費用が異なるために、見積もり段階からしっかりと適切な業者を見極めることが重要です。
この記事では、雨漏り修理で失敗しない見積もりの取り方について具体的に解説します。
また、見積もり内容の妥当性を判断する見方についても具体的に解説します。
この記事を読むだけで、雨漏りを適正価格で確実に修理ができる業者を見極めることができるようになるので是非、参考にして頂ければと思います。
目次
1.雨漏り修理の見積もりの取り方
雨漏り修理は確実に雨漏りを修理できる優良業者に修理を依頼することが重要です。
雨漏り修理は施工の難易度が高く、修理をしても雨漏りが再発してしまうケースも少なくありません。雨漏りが再発してしまうと再度、雨漏り修理が必要になり追加の修理費用かかります。
雨漏りを確実に修理するために、最初の段階で優良業者に修理を依頼することが重要です。
そこで、まずは雨漏りの修理を業者に依頼する際の見積もりの取り方について理解を深めましょう。
【ステップ1】業者探し
雨漏り修理の業者を選ぶ際はインターネットで探すことをオススメします。インターネット上で
修理業者のホームページを確認する際は、雨漏り修理の実績と保有資格について確認することが重要です。
雨漏り修理は雨水の侵入箇所を突き止めて根本解決する必要があるために、住宅の構造や設計に関する「建築士」や雨漏り調査や修理方法に関する資格の「雨漏り診断士」は雨漏り修理に有効な資格といえます。
このように雨漏り修理の業者を選ぶ際は、保有資格を確認して雨漏り修理に実績のある業者に修理を依頼することが重要です。
【ステップ2】現地調査
現地調査では雨漏りの被害状況や原因を調べ、状況によってはその場で応急処置を行います。
この最初の現地調査の段階では目視による状況確認が行われますが、より確実に雨漏りの原因を追求するために散水調査やサーモグラフィー調査の実施が検討されます。
このように雨漏り修理の現地調査では目視による原因調査や応急処置を行い、具体的な修理方法を検討する重要な機会になるために「予算」も含めて気になることや分からないことは担当者に必ず確認するようにしましょう。
【ステップ3】見積書の提出
現地調査で修理方法が検討され具体的な修理方法が決定されます。そして、現地調査を行った業者から見積書が提出されます。
見積書を確認する際は必ず修理方法に応じた相場価格を確認するようにしましょう。雨漏り修理は一般的に相場価格が浸透していないために適正価格の判断ができないからです。
また見積書の内容も「〇〇修理一式:〇〇万円」といった簡易的なものではなく、しっかりと費用の内訳が記載されているのかを確認するようにしましょう。
【ステップ4】工事契約
見積書が提出され施主様が見積もり内容に納得したら工事契約を結びます。契約の際に注意することは即決しないことです。
リフォーム会社の中には即決を促す業者も少なからず存在します。
「今契約すれば、〇〇万円値引きします」という大幅な値引きや即決を促す業者は悪徳業者の可能性が高いので絶対に即決せずに他の業者に再度現地調査を依頼した方が安全です。
このように工事契約の際は絶対に即決せずに「修理方法」や「見積もり価格」の妥当性を確認してから契約しましょう。
2.雨漏り修理の業者の選び方
雨漏り修理は自社で直接施工ができる外装リフォーム会社がオススメです。
雨漏り修理は予想ももつかない箇所から雨水が侵入しているケースも多く、屋根や外壁などの外装部分を総合的に調査・修理する必要があるからです。
例えば、窓サッシから発生した雨漏りであっても雨漏りの原因は「外壁」「屋根」「ベランダ」など様々な原因が考えられます。
雨漏りの原因が屋根の場合は「屋根修理」を行い、外壁の場合は「外壁塗装」などの雨漏りの原因となる箇所によって修理方法が異なります。
このように雨漏り修理は屋根や外壁などの外回りのリフォームを専門とする外装リフォーム専門業者が適切な修理ができる可能性が高いことを事前知識として理解しておきましょう。
それでは、具体的に雨漏り修理で失敗しない修理業者の選び方について解説します。
2-1.自社で直接施工ができる業者に依頼する
雨漏り修理は自社で直接施工ができる施工業者に依頼すると適正価格での修理を実現できる可能性が高いです。
下請け業者に修理を委託する際に発生する中間マージン(間接費用)が発生しないからです。
例えば、大手リフォーム会社やハウスメーカーはお客様の窓口として、雨漏り修理のお問い合わせの対応やヒアリングなどの営業活動を行いますが、実際に雨漏りを修理するのは下請けの施工会社です。
一方で、塗装職人や屋根職人が在籍している施工会社は、自社で直接施工ができるために中間マージンが発生しません。
実際の工事を下請けに委託する大手リフォーム会社やハウスメーカーと比べて、自社で直接施工ができる外装リフォーム会社の方が適正価格での修理が実現できます。
2-2.建築士や雨漏り診断士が在籍している業者に依頼する
雨漏り修理業者を選ぶ際は必ず「建築士」や「雨漏り診断士」などの雨漏り修理に有効な資格の保有を確認するようにしましょう。
雨漏り修理は建物躯体(骨組み)が腐食している場合があり住宅の構造や設計に関する知識がないと部分補修に対応できないからです。
また、雨漏りは確実に雨水の侵入経路を特定し根本解決しなければ再発する危険のある難易度の高い修理になるからです。
例えば、部分補修に対応できない場合は、屋根の葺き替えなどの高額な工事を提案されることがあり修理費用が高額になることがあります。
また、散水調査や赤外線サーモグラフィー調査など雨漏りの原因を特定するための精度の高い調査を実施できない場合があります。
このように雨漏り修理にの業者を選ぶ際は必ず、建物の構造や設計に関する国家資格である「建築士」や雨漏り調査や修理に関する資格である「雨漏り診断士」の資格の保有を確認することが重要です。
2-3.地域密着の業者に修理を依頼する
雨漏り修理は不具合が生じた際もすぐに駆けつけてくれる地域密着の修理業者に依頼することが重要です。雨漏り修理は難易度が高く再発する可能性が極めて高いからです。
雨漏りが再発すると修理業者に施工不良や原因の調査不足などが考えられ、無償での修理に対応してくれると思ってしまいがちですが、有料で修理を提案されるケースがほとんどです。
地元で長年営業を続けている地域密着の修理業者は施工後の定期点検などを行っている業者も多く、万が一雨漏りが再発しても責任をもって対応してくれる場合が多いです。
このように雨漏り修理の際は、不具合が生じた際でもすぐに対応してくれる地域密着の修理業者に修理を依頼することが重要です。
3.雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理をは修理方法に応じた費用相場を理解することが重要です。
なぜなら、雨漏り修理は修理業者の施工形態によって相場が異なるからです。
特に、屋根の葺き替え工事や外壁の張り替え工事は高額な工事になるために見積もり段階からしっかりと費用相場を理解して見積もり価格の妥当性を確認することが大切です。
それでは、具体的に雨漏り修理の費用相場について見て行きましょう。
3-1.屋根の雨漏りの修理費用の相場
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
棟板金の撤去・交換 | ¥250,000〜¥800,000 |
スレート瓦の交換(1枚) | ¥10,000〜¥20,000 |
漆喰の詰め直し | ¥300,000〜¥500,000 |
瓦の交換(1枚) | ¥10,000〜¥20,000 |
谷樋の撤去・交換 | ¥200,000〜¥500,000 |
雨樋の修理 | ¥10,000〜¥50,000 |
瓦の積み直し | ¥800,000〜¥1,000,000 |
葺き替え | ¥1,200,000〜¥2,300,000 |
カバー工法 | ¥1,000,000〜¥1,500,000 |
※参考価格は30坪〜40坪の住宅を基準に算出しています。 |
屋根の雨漏り修理は「日本瓦」や「スレート」などの屋根材の種類によって修理方法が異なります。屋根の雨漏り修理は、瓦の交換などの部分補修であれば数万円〜30万円が中心価格帯になります。
3-2.サッシ周りの雨漏りの修理費用の相場
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
窓サッシのコーキングの交換 | ¥100,000〜¥300,000 |
窓サッシのガラスのビート交換 | ¥10,000〜¥20,000 |
サッシの交換 | ¥500,000〜¥800,000 |
※参考価格は30坪〜40坪住宅を基準に算出しています。 |
窓サッシの雨漏りはコーキングの交換で修理できる場合が多いです。サッシの大ささや施工方法によりますがサッシの雨漏り修理は10万円〜30万円がの中心価格帯です。
3-3.外壁の雨漏りの修理費用の相場
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
シーリングの補修 | ¥100,000〜¥150,000 |
シーリングの打ち替え | ¥1500,000〜¥200,000 |
外壁塗装 | ¥800,000〜¥1,500,000 |
外壁の張り替え | ¥1,500,000〜¥2,300,000 |
※参考価格は30坪〜40坪住宅を基準に算出しています。 |
外壁の雨漏りはサイディングやモルタルなどの外壁材の種類によって修理方法が異なります。こ−キングの交換やひび割れの補修などの部分補修による雨漏り修理は10万円〜20万円が中心価格帯になります。
雨漏りを長年放置していたなどで、外壁内部の躯体(骨組み)が腐食してしまった場合は、外壁の張り替えが必要になるために費用が高額になります。
3-4.ベランダの雨漏りの修理費用の相場
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
防水工事(トップコートの塗り替え) | ¥10,0000〜¥200,000 |
下地の補修が必要な防水工事 | ¥25,0000〜¥800,000 |
※参考価格は30坪〜40坪住宅を基準に算出しています。 |
ベランダの雨漏り修理は雨漏りの原因がひび割れなど防水層の劣化によるものであれば、防水工事で修理ができるために10万円〜20万円が中心価格帯になります。
ベランダの躯体(骨組み)が腐食してしまった場合は、腐食した躯体箇所を修理してから防水工事を行うために修理費用が高額になります。
4.雨漏り修理の見積もりの注意点
雨漏り修理で失敗する理由は下記の2点になります。
- 見積もり価格の妥当性を判断できない
- 適切な修理方法を判断できない
雨漏り修理は「修理方法」や「適正価格」が一般的に浸透しておらず施主様で修理内容の打倒性を確認することができません。
施主様は修理業者の提案内容を信頼して修理を依頼しますが、「相場価格よりも費用が高額だった」「高い工事を提案された」ということに後から気がつくことも少なくありません。
このように雨漏り修理で失敗しないために、実際に修理業者を検討する見積もり段階からしっかりと提案内容や見積もり価格の妥当性を確認することが大切です。
それでは、具体的に雨漏りの修理の見積もりの注意点について解説します。
4-1.見積書の施工内容と数量・単価を必ず確認する
見積書の施工内容と数量・単価といって雨漏り修理の内訳を必ず確認することが重要です。
「〇〇工事一式・80万円」という内容では見積もり価格の妥当性を判断できないからです。
屋根の葺き替え工事の場合、「足場の設置費用」や「屋根材の撤去・廃棄費用」「新規屋根材の材料費」などの項目が含まれます。
見積もり価格の妥当性を確認するためには施工内容と施工面積・単価が正しく見積もられているかを確認することが重要です。
雨漏り修理の見積もり書を確認する際は、見積もり書の施工内容と数量・単価を必ず確認するようにしましょう。
4-2.契約の際は絶対に即決しない
契約の際は絶対に即決をせずに修理方法の妥当性や見積もり価格の妥当性を確認することが重要です。
契約の即決を急かす業者は悪徳業者の可能性があり「修理方法」や「見積もり価格」が適切でない可能性があるからです。
即決を理由に「大幅な値引き」を提案された場合は強引に契約を結ぼうとする意図があり、契約を先延ばしにされると困る理由があるために、他の業者に再度現地調査を依頼した方が安全です。
このように契約の際は絶対に即決せずに修理方法の妥当性や見積もり価格の妥当性を確認することが重要です。
まとめ
いかがでしたか?雨漏り修理の見積もりの取り方や注意点についてご理解いただけたかと思います。
雨漏り修理でもっとも重要なことは信頼できる業者に修理を依頼することです。記事でお伝えした内容を参考にして、信頼できる業者で雨漏り修理を行うことが重要です。
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