天窓(トップライト)から雨漏りはどのように対処すれば良いの?修理費用はいくらかかるの?そう疑問に感じて天窓(トップライト)の雨漏り修理について調べていませんか?
天窓(トップライト)は屋根の中でも雨漏りが発生しやすい箇所になりますが、早急に対処すれば簡単な部分補修で修理できるケースが多く、雨漏りの原因によっては即日修理することが可能です。
この記事では天窓(トップライト)の雨漏りの原因と修理方法について解説します。
具体的な修理費用の相場価格や、天窓(トップライト)の雨漏り修理で失敗しない業者に選び方まで解説します。
この記事を読むだけで天窓(トップライト)の雨漏りを適正価格で早期解決を実現できるので是非参考にして頂ければと思います。
目次
1.天窓(トップライト)の雨漏りの原因
天窓(トップライト)の雨漏りの原因は下記の3箇所です。
- ゴムパッキンの劣化
- 落ち葉やゴミなどの異物の詰まり
- 防水シートの劣化
天窓のガラスからポタポタと水が落ちてくる場合は、ガラス周りのコーキングが劣化しており、コーキングの打ち増しなどの簡単な部分補修で修理ができる可能性が高いです。
また、天窓の周りに雨染みが広がっている場合は、天窓の側面(屋根と天窓の取り合い)部分から雨水が進入している可能性があり、天窓の交換や撤去が必要になります。
このように天窓は雨漏りの原因により雨漏りの修理方法が異なり費用も異なるので、まずは天窓の雨漏りの原因について見て行きましょう。
1-1.ゴムパッキンの劣化
出典:快適な暮らし応援団
天窓のガラス部分から水が進入している場合は、天窓のガラス部分のコーキングが雨漏りの原因である可能性が高いです。
ガラス部分のコーキングは経年劣化で「ひび割れ」や「隙間」が生じるようになります。このコーキングの劣化部分から雨水が進入することで雨漏りが発生します。
このように天窓のガラス部分から水が進入している場合は、コーキングの劣化が雨漏りの原因です。
1-2.落ち葉やゴミなどの異物の詰まり
出典:AD HOUSE
天窓の周りに「落ち葉」や「鳥の巣」など異物が原因で雨漏りが発生します。
「落ち葉」や「鳥の巣」など異物が雨水の流れを堰き止めてしまい、天窓部分から雨水が進入するからです。
例えば、天窓周辺の瓦を剥がすと「鳥の巣」が出てくることがあります。この鳥の巣が雨水の流れをダムのように堰き止めてしまうことで天窓の側面から雨水が進入するようになります。
このように天窓の雨漏りは落ち葉やゴミなどの異物の詰まりが原因で発生します。
1-3.防水シートの劣化
出典:加藤瓦店
天窓の防水シートが劣化することで雨漏りの原因になります。
なぜなら、防水シートの耐用年数は20年ですが、耐用年数が経過すると防水シートが破れたり穴が開いたりする。
防水シートが劣化すると天窓の下地を伝って雨水が進入します。放置をすると屋根材の下地が腐食して二次被害に拡大する恐れがあるので早急な修理が必要です。
このように天窓の防水シートの劣化が原因で雨漏りが発生します。
2.天窓(トップライト)の雨漏りの修理方法
天窓の雨漏りは簡単部分補修で修理が完了します。
天窓の雨漏りの修理方法はガラス部分のパッキン部分の劣化が原因の場合は、コーキングの打ち増しなどの簡単な部分補修による修理が一般的です。
一方で、防水シートが劣化して屋根の下地が腐食してしまった場合は、天窓の交換や撤去による修理が必要です。
このように天窓の雨漏り修理は簡単な部分補修による修理が一般的で、屋根の葺き替えなどの工事には発展することはありません。
それでは、ここからは具体的に天窓の雨漏りの修理方法について解説します。
2-1.コーキングの打ち増し
出典:Youtube
「コーキングの打ち増し」とはコーキングにより雨漏りを修理する方法です。天窓のガラスパッキンに沿ってコーキングを充填することで雨漏りの進入経路を塞ぐ修理です。
ガラスのパッキンが雨漏りの原因の場合は、「コーキングの打ち増し」による修理が一般的です。
2-2.天窓の交換・撤去
天窓の雨漏りが原因で屋根の下地が腐食してしまった場合、部分補修をしても再度雨漏りに発展する可能性があるために、天窓を交換か撤去が必要になります。
3.天窓(トップライト)の雨漏りの修理費用
修理内容 | 費用相場 |
---|---|
コーキングの打ち増し | ¥50,000 |
天窓の撤去 | ¥250,000 |
天窓の交換 | ¥300,000 |
天窓の雨漏りは「コーキングの打ち増し」の場合は5万円〜8万円が相場です。天窓の交換・撤去は25万円〜30万円が相場です。
4.天窓(トップライト)の雨漏りの業者の選び方
天窓の雨漏り修理は、業者の技術レベルや専門分野によって修理方法や費用が異なるために、業者選びが最重要項目になります。
例えば、営業に特化したリフォーム業者などは簡単な部分補修で修理ができるような内容であっても、屋根の葺き替え工事になどの高額な修理方法を提案することがあります。
また、同じ修理内容であっても自社で直接施工ができる業者か、下請けに修理を委託するかで修理費用が大幅に異なる場合があります。
このように天窓の雨漏り修理は業者の技術レベルや専門性によって修理方法や提案内容が異なるので注意が必要です。
それでは、天窓の雨漏り業者の選び方について見て行きましょう。
4-1.営業や販売に特化した業者に修理を依頼しない
天窓の雨漏り修理は営業や販売に特化した業者に依頼しないことが重要です。部分補修で修理できる修理内容であっても高額な修理を提案されることがあるからです。
例えば、天窓のガラスパッキンの劣化で、「コーキングの打ち増し」で修理ができる内容であっても、天窓の撤去や屋根の葺き替えなどの高額な工事を提案される事例も少なくはありません。
現場経験が無い営業担当者が「部分補修では修理ができない」「経年劣化だから仕方がない」と、天窓の雨漏り修理で100万円を超える工事を提案された場合は、絶対に即決せずに屋根修理の専門業者に再度現地調査を依頼するようにしましょう。
このように営業や販売に特化した業者に依頼すると適切な提案をされずに、高額な修理を提案されることもあるので注意するようにしましょう。
4-2.屋根修理の専門業者に依頼する
天窓の雨漏り修理は屋根修理の専門業者に修理を依頼するようにしましょう。実際の修理を下請け業者に委託せずに、自社で行うことで適正価格で修理ができるからです。
天窓の雨漏り修理はリフォーム会社やハウスメーカー、訪問販売業者まで様々な業者が対応できますが、実際の工事を下請けに委託する業者は中間マージンが発生するために費用が高額になります。
また、大手リフォーム会社やハウスメーカー、訪問販売業者のリフォーム工事は高額なことで有名ですが、このように修理費用が高額になるのは、見積もり金額に下請けの中間マージンの他に、自社の利益も相場以上に上乗せされているからです。
このように中間マージンや過剰な利益で、修理費用を高騰させないためにを中間マージンが発生しない自社で直接施工ができる屋根修理の専門業者に天窓の修理を依頼することが重要です。
まとめ
いかがでしたか?天窓の雨漏り修理についてご理解いただけたかと思います。
天窓の雨漏り修理は簡単な部分補修で修理できる場合が多く、屋根の葺き替えなどの高額な修理が必要になることはありません。
天窓の雨漏り修理の際は相場を理解して適切に修理することが重要です。
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