「軒天の修理はいくらくらいが相場なの?」「軒天は本当に修理をする必要があるの?」そう疑問に感じて軒天の修理について調べていませんか?
軒天の不具合を放置をしても、雨漏りなど生活に支障をきたさない箇所のため、修理を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
軒天の劣化は屋根や破風板など他の箇所不具合が劣化症状として発生しやすい箇所になります。
そのため、軒天の劣化を見逃すと、屋根の雨漏りのなどの大きな劣化症状が発生している可能性があるため、絶対に放置せずに現地調査を行い確実に原因を追求することが重要です。
この記事では、軒天の修理について具体的に解説します。
軒天の劣化症状と具体的な修理方法と、修理費用の相場についてまとめているので、軒天修理を検討されている方は、是非参考にしていただければと思います。
目次
1.軒天修理の費用
修理内容 | 修理費用 |
部分補修 | ¥30,000〜¥80,000 |
再塗装 | ¥100,000〜¥150,000 |
カバー工法 | ¥120,000〜¥170,000 |
張り替え修理 | ¥150000〜¥200000 |
※費用相場は破風板の劣化症状や修理業者によって大幅に変動します。 |
軒天の劣化症状や不具合の原因によって費用相場は異なります。部分補修で修理が可能でベニア板を補修する修理の場合は3万円〜8万円がh修理費用の相場です。
一方で、軒天が腐食していたり、屋根の雨漏りが劣化症状として軒天部分に発生していた場合、軒天の穴空き補修や張り替えが必要になることがあります。
このように軒天の修理費用は軒天の劣化症状や修理方法によって大きく変わるで、適切に原因を究明してくれる業者に修理を依頼することが重要です。
2.軒天の修理方法
修理方法1:軒天の張り増し
不具合発生した軒天に、新しい軒天をかぶせる修理方法です。軒天の修理方法でもっとも一般的な修理方法になります。
木材系の外壁材の上に不燃材をかぶせる為、耐火性が向上し美観的にも美しくなります。
修理方法2:再塗装
軒天は塗料によって防水性能を確立しているため、塗料が劣化する10年を前後を目安に再塗装を行います。また、部分的に修理をした軒天を再塗装で仕上げます。
修理方法3:張り替え
軒天の不具合箇所が全体に広がりカバー工法で修理ができない場合、張り替えにより修理を行います。新しい軒天材に張り替え後、再塗装を行います。
2.軒天の劣化症状
【劣化症状1】色あせ
軒天は塗装によって防水性能を確立しています。そのため、10年に1度を目安に再塗装によるメンテナンスが必要です。塗装の防水性能が低下すると、色あせが発生するようになります。
色あせが発生したからといってすぐに修理が必要ということではありませんが、再塗装の時期に差し掛かってきたということを理解しておきましょう。
【劣化症状2】シミ
軒天の色が異なっていたり、一部だけ黒く変色している場合、雨染みが発生します。屋根で発生した雨漏りが、軒天に症状がでる場合も多く、雨染みの原因を確実に追求する必要があります。
雨染みを放置すると、どんどん腐食が進行して軒天がごっそりと抜け落ちてしまう危険性ががるため、軒天のシミは絶対に放置せずに必ず専門業者に修理を依頼することが重要です。
【劣化症状3】剥がれ
木材系の破風板は経年劣化でベニアの層が剥がれる症状が発生します。軒天のベニアがささくれのように欠けて下に垂れ下がってきます。
この状態の軒天に塗装をしても塗料が上手く密着せずに、すぐに剥がれてしまいます。
剥がれの劣化症状が発生したら、軒天を下地板ごと交換する必要があります。
【劣化症状4】カビ
軒天が黒く変色する劣化症状です。屋根の内部の雨水が適切に排水できないことを意味します。カビが発生した場合、雨漏りが発生している前兆になるなるため、現地調査を行い原因を究明することが重要です。
【劣化症状5】穴が空く
軒天の雨染みや劣化を放置したら、軒天に穴が開きます。穴が空いてしまうと、その箇所からさら雨水が侵入するようになります。また、屋根だけではなく、外壁まで雨水が侵入するようになります。
そのため、軒天井が穴が空いたら、絶対に放置をせずに早急に修理を検討するようにしましょう。
3.軒天を火災保険で修理をする方法
軒天は台風や強風などで捲れ上がってしまうことがあります。台風や強風で軒天が捲れ上がった場合、火災保険で軒天を修理できる可能性が高いです。
火災保険による軒天の修理は一般的にあまり知られておらず、業者によっては提案されないことも多いです。火災保険を申請すれば自己負担金を無料で修理が実現できる可能性が高いです。
天井を修理する際は火災保険の申請に関する知識を有する業者に依頼することが重要です。
まとめ
いかがでしたか?屋根の軒天修理の費用相場についてご理解いただけたかと思います。
軒天は屋根の雨漏りの症状が発生しやすい箇所になるため、天井に雨染みが広がった場合は絶対に放置をせずに必ず現地調査を行うことが重要です。
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