トタン屋根の修理で失敗しない費用相場とDIYで応急処置を行う全手順

「トタン屋根に穴が開いて雨漏りがしている」「トタン屋根の修理はいくらが相場なの？」そう疑問に感じてトタン屋根の修理について調べていませんか？

トタン屋根とは金属板の屋根材ですが、経年劣化で錆が発生し簡単に穴が開いてしまいます。そのため、雨漏りが発生しやすい屋根材です。

トタン屋根は住宅の屋根材だけではなく、倉庫やカーポートの屋根材として広く普及しています。

そこでこの記事ではトタン屋根の修理方法や費用などトタン屋根の修理で失敗しないための基礎知識について具体的に解説します。応急処置の方法についても具体的に解説します。

トタン屋根の修理を業者に依頼するべきか、DIYで行うべきか悩んでいる方の迷いが解消する劣化症状別の修理方法について解説するので是非、参考にして頂ければと思います。

１.トタン屋根の劣化症状別の修理費用

トタン屋根は金属製の屋根材で屋根塗装などのメンテナンスを行わないと簡単に錆びてしまいます。

劣化症状や錆の進行度によって修理方法が異なるために、トタン屋根の劣化症状別の修理方法と費用相場について理解を深めましょう。

1-1.色褪せ・変色・塗装の剥がれ

トタン屋根の色褪せ・変色・塗装の剥がれなど表面的な劣化症状は屋根塗装による修理が一般的です。

トタン屋根の色褪せ・変色は紫外線により表面の塗装が劣化している症状で屋根塗装によるメンテナスが必要になります。

この状態を放置すると塗装が剥がれてしまい、錆が発生するようになるので表面の塗装が劣化する8年〜10年を目安に屋根塗装を行うようにしましょう。

1-2.錆び・穴開き

部分的に錆びや穴がある場合は、部分葺き替えや補修で修理を行います。部分補修を行う場合は、

施工面積や部材によって費用が異なります。部分修理だけであれば数万円で修理ができます。

屋根塗装の下地処理として施工されることがあり、屋根塗装の費用に追加されます。

1-3.屋根材の剥がれ・雨漏り

トタン屋根が全体的に腐食してしまい雨漏りが発生している場合は、屋根内部のルーフィング（防水シート）や野地板も腐食している可能性が高いです。そのため、屋根の葺き替え工事が必要になります。

雨漏りが発生していない場合であってもケレン（錆落とし）をして屋根塗装を行うよりもカバー工法で屋根を張り替えた方が費用対効果が高いです。

2.トタン屋根修理の業者の選び方

トタン屋根の修理は劣化症状によって塗装工事や屋根工事など修理方法が異なります。

また、雨漏り修理では確実に原因を突き止めるために散水調査などの雨漏り調査を実施します。

そのため、トタン屋根の修理は外装リフォーム専門業者が最適です。

外装リフォーム専門業者は施工内容に応じて屋根塗装や屋根工事など柔軟に対応することができるため、確実な修理を実現できます。

トタン屋根の種類は外装リフォーム専門業者がオススメです。

3.トタン屋根のDIYの応急処置の方法

トタン屋根の修理はDIYで行う方も多いです。倉庫の屋根で「雨漏りが止まれば良い」という場合は防水テープなどを使用して雨水の侵入口を塞いでしまう方法も有効です。

しかし、トタン屋根は脆く屋根が抜け落ちてしまう危険もあるためDIYでの応急処置はできるだけ控えた方が安全で確実です。

DIYでできるトタン屋根の応急処置の方法について見て行きましょう。

3-1.防水テープで塞ぐ

防水アルミテープで雨漏りの侵入口を塞ぐ応急処置の方法です。防水テープはホームセンターで数百円で売っています。

3-2.ブルーシートで覆う

ブルーシートを被せる応急処置の方法です。雨水の侵入口が特定できない場合や錆が全体的に広がっている場合はブルーシートで覆うことで応急処置を行います。

ブルーシートを設置する際は必ず2人１組で安全に作業をすることが大切です。

まとめ

いかがでしたか？トタン屋根の修理の方法や費用相場についてご理解頂けたかと思います。

トタン屋根は錆が発生して穴が開きやすい屋根材です。そのため、雨漏りが発生しやすい屋根材なので劣化症状に応じた修理方法について理解を深めておくことが重要です。